平成30年4月1日から宅地建物取引業法の一部改正に伴う、既存住宅状況調査が本格的に始まりました。
我々も住宅の耐震診断や雨漏りの調査などは長くやらせて頂きましたが、インスペクションの手順で行う調査の第1号になります。
今回は磐田市のN邸のインスペクションです！
物件概要
| 建築年度 | 昭和54年 |
|---|---|
| 構造階数 | 軽量鉄骨造2階建 |
| 延床面積 | 12,753㎡ |
| 調査日 | 平成30年4月3日 |
| 調査料 | 70,000円（税別）設備配管は未調査 ※調査料は点検口の有無や、建物面積によって異なります。 |
以下調査内容
コンクリート圧縮強度調査
リバウンドハンマーによる非破壊試験
下げ振りによる外壁の傾斜測定
バルコニーの状況調査
雨樋の状況調査
屋根の状況調査
レーザーによる床の水平と柱の傾斜調査
２階の小屋裏調査
小屋裏梁の水平調査
１階の小屋裏タテ枠材の垂直調査
木造増築部分の小屋裏調査
鉄骨と木造の継手部分の雨漏り調査
１階の広縁に雨漏りの跡
床下調査、床下収納庫より侵入
基礎の鉄筋確認
階段下収納の床下ベニヤの劣化
増築部分の床下調査
一部床板の劣化あり
以上、３人で約３時間３０分くらいかかりました、今回は３人で行きましたが、普段は２人で調査します。
また悪天候だと調査の延期をお願いすることもあります。