新築の内装が失敗しやすい理由とは?正しい内装の決め方もご紹介!

新築の内装が失敗しやすい理由とは?正しい内装の決め方もご紹介!
新築の内装は、失敗しやすい傾向にあります。新築住宅の建設には多額の資金が必要なので、なんとしても失敗は避けたいものです。新築を建てるのであれば、可能な限り細部までこだわり、自分たちだけの憩いの場にしたいと思うのが心情でしょう。

そこでこの記事では、新築の内装が失敗しやすい理由を解説します。正しい内装の決め方もご紹介するので、新築の内装に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

新築の内装が失敗しやすい理由4選!

新築の内装が失敗しやすい理由は、4つあります。

  • 参考となるデザインの種類が多すぎる
  • 内装と家具や家電との相性がわかりにくい
  • デザイン性と実用性のバランスをとるのが難しい
  • 家族内で好みのデザインがわかれる場合が多い

それぞれの理由について順番に解説していきましょう。

参考となるデザインの種類が多すぎる

新築の内装が失敗しやすい理由のひとつは、参考となるデザインの種類が多すぎることです。あまりにも種類が多いため、理想のデザインを見つけにくい傾向にあります。以下は、代表的な人気デザインの一例です。

  • ナチュラル
  • モダン
  • 和モダン
  • カントリー
  • クラシック
  • インダストリアル
  • 北欧
  • ミッドセンチュリー
  • カフェ風
  • シャビーシック

無数のデザインを見ていくうちに目移りしてしまうと、異なるデザインから複数のインスピレーションを得てしまい、内装のイメージが統一しにくくなることもあるでしょう。

内装と家具や家電との相性がわかりにくい

新築の内装が失敗しやすい理由は、内装と家具や家電との相性がわかりにくいことが挙げられます。お気に入りの家電や家具が、内装のデザインとマッチするとは限らないからです。

とくに以前愛用していた家具や家電と内装との相性が悪い場合はインテリアに統一感が生まれず、景観に違和感を生んでしまう場合もあります。景観を重視するのであれば、新築を機に、家具や家電を買い替えるといいでしょう。

デザイン性と実用性のバランスをとるのが難しい

新築の内装が失敗しやすい理由には、デザイン性と実用性のバランスをとるのが難しいことも挙げられます。デザイン性を重視しすぎてしまうと、過ごしにくい空間になってしまう可能性があるからです。

たとえば大きな窓がたくさんある家は解放感があり明るい雰囲気となりますが、断熱効率が悪くプライバシーの保護に難がある側面もあります。設計の段階ではデザイン性を気にしがちですが、実際に住んだときに過ごしやすいかどうかも、しっかりと考慮するといいでしょう。

家族内で好みのデザインがわかれる場合が多い

新築のデザインについて、家族内で意見がわかれる場合が多くあります。人によって住宅に求める要素が異なるからです。たとえば主に家事をおこなっている人であれば、効率よく家事をおこなえる実用的なデザインに魅力を感じます。ですが住宅を休息のためのやすらぎの場だと考える人は、多少不便でも居心地のいいデザインにしたいと思うでしょう。

家族内の意見の相違から統一感のないデザインとなってしまい、内装失敗の原因となってしまう場合があるのです。

新築の内装を決める際は順番が大切!

新築の内装を決める際のポイントは、順序だてて内装を決めることです。

  • 最初に住宅の全体的なテイストを決める
  • 2番目に壁や床の色や材質を決める
  • 3番目に設備や照明を決める
  • 最後に家具や家電を決める

それぞれについて、順番に解説します。

最初に住宅の全体的なテイストを決める

新築の内装を考える際は、最初に全体的なテイストを決めます。大まかな方向性を決めておくことで、統一感のあるデザインに仕上がるからです。デザインの方向性は和風、欧風、アジアンなど、さまざまなものがあります。まずは内装全体のテイストを決め、方向性が定まってから具体的なデザインを検討するといいでしょう。

2番目に壁や床の色や材質を決める

全体の方向性が決まったら、デザインにマッチする雰囲気の壁や床を検討します。壁や床の色や材質がデザインと相性のいいものだと、統一感のあるお洒落な雰囲気を演出できるからです。

たとえば明るく清潔感のあるデザインであれば、壁や床も暖色系の温かみのある材質が向いています。シャープでスタイリッシュなデザインであれば、壁や床もダークでやや無機質な雰囲気の材質がオススメです。壁や床を考える際は、全体的なテイストとの相性を考えるといいでしょう。

3番目に設備や照明を決める

全体の方向性と壁や床の雰囲気が決まったら、設備や照明の検討をおこないます。全体的な雰囲気を決めておくことで、設備や照明によるインテリアの見せ方がイメージしやすくなるからです。設備の使い勝手や照明の配置は、新築住宅での生活の質に直結します。

たとえばコンセントの位置や量が少ないと、家電全般の使い勝手が悪くなりますし、主要な住空間の光量が足りないと、生活しにくい空間となってしまうでしょう。設備や照明は全体の雰囲気との調和を意識しつつ、実用性も考えて決めるのがオススメです。

最後に家具家電を決める

家具や家電は、最後に決めます。家具や家電にほかのデザインを合わせてしまうと、インテリアに統一感を生むのが難しくなるからです。住居全体の方向性が定まっていれば、家具や家電の雰囲気が多少ずれていても、大きな違和感を生むことはありません。住居の内装を決める際は、家具や家電を一度除外して考えてみるといいでしょう。

まとめ

新築の内装が失敗しやすい理由や、正しいインテリアの決め方をご紹介しました。新築の内装は正しい方法で決めていけば、失敗することはありません。ぜひともあなただけの素敵な住居を手に入れてください。

「ライフ・ワン株式会社」では、お客様が自由に選択できる住まいづくりを応援しています。お住まいに関して何かお悩みがございましたら、ぜひとも一度お気軽にお問い合わせくださいませ。